cygwin+ConEmuでWinターミナル環境整備

February 2, 2014

基本的にWindowsはLinuxな開発にあまり適していないので、さっさとVagrantなりVPSなりにログインしてしまうに限る。 が、それでも最低限のターミナル環境が整っていないと作業効率は落ちてしまう。 しかし、環境整備に時間をかけ過ぎるのも本末転倒。

Cygwinはインストールも簡単ですぐにsshできるので気に入っていたが、minttyにはタブ機能がない。 Console2を使うのがいいようだが、 Cygwinとconsole2は相性が悪いのか、私の環境ではbashうまいことが起動しない。 さて困ったというところでConEmuというターミナルエミュレータを発見。

インストールも簡単だったので設定した項目だけメモ。

追記(2014/09/07)

最近はCmberというターミナルを見つけて、そっちを使っています。ConEmuと殆ど変わらないけれどペーストがShift+InsでなくCtrl+Vでいいので入力作業は多少楽できる。

Main>Font

VLゴシック、サイズは14に設定。文字は少し小さめで。

Startup>Tasks

Startup>Tasks

新規にグループを追加(+ボタン) MinGW(任意)と入力し、cygwinのbashのパスを入れる。

"C:\cygwin64\bin\bash.exe" --login -i

Upボタンを連打してMinGWタスクを一番上にもってきておく。 Hotkeyの設定でCtrl+N等にMinGWタスクを割り当てて置くとなお良い。

Startup

一つ上に戻って、Startup optionsに先ほどのMinGWを設定する。

Startup options>Specified named task>{MinGW}

ラジオボタンでSpecified named taskを選択し、{MinGW}を選ぶ。

Features>Colors

Features>Colors

カラーコードは自分の見やすいように色々変えられるので変えると良いが、 Schemesでカラーパターンを選べるので、ここから選ぶのが手っ取り早い。 私はubuntuを使用。

key&Macro>Mark/Copy

選択してすぐクリップボードにコピペできるようにする。

Text selectionをONにし、Alwaysを選択 Copy on Left Button releaseをON

Features>Transparency

透明化しすぎると見難くなるので、程よい透明度に。

ウィンドウの分割・クローズ

CTRL+SHIFT+Eで縦分割 CTRL+SHIFT+Oで横分割 WIN+ALT+DELでウィンドウのクローズ

でそれぞれできる。なかなか便利。

タブを行き来するショートカットの変更

ショートカットキーの変更

Win+番号でタグジャンプするのがデフォルトだが、これだとすこし左手が窮屈で押しづらいので、 ALT+番号に変更する。

ついでに、タブリネームをしやすくするため、タブリネームにALT+Rを割り当てておく。

以下の記事を読んで、たしかにそうだと思って、その影響を受けている。

[事故らないために普段守っているターミナルの運用ポリシ(Mac + iTerm2) TechRacho](http://techracho.bpsinc.jp/morimorihoge/2014_01_12/15093?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter)
  • ターミナル誤操作を防ぐための習慣として、タブ番号を指定してジャンプし、CTRL+TABでタブ移動しないようにする。
  • タブに名前をつけるようにし、かつローカルのホームや母艦を1番目のタブに常に固定しておく。


Recent blog posts



(c) Copyright 2023 Kotaro Yoshimatsu