文書構成様式を目的に応じて使い分ける

January 1, 2017

汎用的に使えそうな文書構成の様式をまとめました。

TOC

文書構成の様式とは

ここでいう文書構成の様式とは、見出し・小見出しの使い方・数・並び順を予め決めておくことにより、 書きはじめる前から文の流れを作っておくことをいいます。

なぜ様式を使うのか

自分が何を表現したいのかによって様式を使い分けることで、 構成や流れについて書きながら悩むということが無くなり、 執筆そのものに集中しやすくなります。

普段よく使う構成を幾つか押さえておくと、複雑で長い文章を書くときでも作業の効率化をはかりやすくなります。

また、型にハマった文章構成から来る文章の流れというものは、読み手にとっても効率的で有益です。 次にどんな話が展開されるのかの予測がしやすくなり、読み慣れた言い回しやイディオムを読み飛ばしやすくなります。

どのように使うのか

書き手が始めにすることは、まずその文章で何を表現したいのかを定め、それに合った様式を選ぶことです。

様式は、表現したい目的に応じて使い分けます。

表現の目的と様式の分類

普段私が仕事や学習などでよく出会う文章の構成様式のうちのいくつかをピックアップ、 表現の目的を想定しつつ、下記の4つに分類してみました。

  1. 概念・理論を述べる
  2. 方法論・ハウツーを述べる
  3. 誰かを説得する
  4. ある事柄に対する解釈を述べる

それぞれ紹介します。

1. 概念・理論を述べる

  • 意義
  • 必要性
  • 構成要素
  • 具体例
  • 留意事項

新しいものの見方や考え方を説明するために、「なぜ」にフォーカスして論を展開するときに使用します。 学術的な色の強い文章で見かけます。

2. 方法論・ハウツーを述べる

  • 背景
  • 結論
  • 前提条件
  • 具体例
  • 留意事項
  • (結論)

特定の文脈や背景を前提とした、実用的な文章を書くときに使用します。 Qiita等の技術系コンテンツやライフハック系のブログに多い構成です。

3. 誰かを説得する

  • 結論
  • 理由
  • 経緯説明
  • 比較分析

提案や説得をするときに使用します。 文章量は短めで、プレゼンなどに使います。

4. ある事柄に対する解釈を述べる

  • 分析
  • 問題提起
  • 論点整理
  • 原則論、理由付け
  • 自説展開
  • 当てはめ
  • 結論

法学の分野における判例などで使用されるようです。 既にある規則やルールに従い、それらを組み合わせながら持論を展開します。

終わりに

今後も、より使いやすい様式や型があれば随時このページに追記します。 なお、私個人は小説やシナリオを書く仕事は経験がないので、そういった領域の構成には言及していません。

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